《令和のコメ騒動の最中に》ツアー優勝で6俵360キロ！ ベンツも重機も牛1頭ももらえる…女子ゴルフの凄すぎる副賞
女子プロゴルフツアーの副賞が注目されている。最近の大会での副賞には、コメ不足の中で注目される米俵や高級自動車などが含まれている。
副賞として贈られるものは、日本の企業や自動車メーカーの提供する豪華な品々から、庭いじりやゴルフ場にプレゼントされる重機まで様々である。
JLPGAツアーでは年々副賞が豪華化しており、自動車メーカーの提供する車両や高額な商品、コメなど様々な副賞が用意されている。
女子プロゴルフツアーの副賞が注目されている。先週の「ニトリレディス」（北海道・桂GC＝8月25日最終日）で、優勝した桑木志帆（21）が手にした副賞が「ゆめぴりか1年分」だった。コメ不足で令和のコメ騒動と騒がれるなか、6俵（360キロ）の米俵を前にカメラマンにポーズをとる桑木に、ギャラリーから「羨ましい！」「親孝行な娘だ」と声援が飛んだ。
この大会は北海道を創業地とするニトリが主催で、優勝賞金1800万円に加えて「ニトリ電動リクライニングソファ チェリーブ」も副賞で贈られた。他にも協賛社の本田技研工業から「ZR-V e:HEV Z 特別仕様車」も副賞にあったが、コメ不足が家庭を直撃している“令和のコメ騒動”の最中ということもあってギャラリーに注目されたのは米俵だった。
前週の『CATレディス』（神奈川県・大箱根CC＝8月18日最終日）では、優勝した川崎春花に主催の日本キャタピラーから「CATミニホイールローダ901」が贈られ、黄色のボディーの運転席付近に立った川崎の写真がスポーツ紙に掲載された。ツアー関係者が言う。
「例外的に2004年に優勝した木村敏美が、600坪の庭いじりをするために副賞を狙ってゲットしたという話はあるが、基本的には重機はお世話になっているゴルフ場にプレゼントすることが多いそうです」
国内レギュラーツアーは37試合あり、賞金総額も44億円に膨らんでいるが、副賞が年々豪華になっている。
JLPGAのオフィシャルパートナーのメルセデス・ベンツ日本ということで、副賞がベンツという大会が10ある。他にもトヨタ、三菱自動車、スバル、レンジローバー、ホンダ、フィアットが自動車を提供している。
他にもフィッシングボート、グランドピアノ、水上オートバイ、電化製品一式などが副賞として提供されることは知られているが、今回注目されたコメが副賞になっている大会も多いのだ。
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