仏CPI、8月速報は前年比+2.2%に鈍化 燃料など下落

AI要約

フランスの8月の消費者物価指数は、前年比2.2%上昇し、欧州連合基準では鈍化した。エコノミストの予想を上回り、特に電気料金の下落が影響した。サービス価格は上昇し、食品や製造業製品の価格は横ばいだった。

国内基準のCPIは前年比1.9%上昇し、7月から鈍化した。特に宿泊や輸送価格の上昇が目立つ。

仏CPI、8月速報は前年比+2.2%に鈍化 燃料など下落

[30日 ロイター] - フランス国立統計経済研究所(INSEE)が30日発表した8月の消費者物価指数(CPI)速報値は、欧州連合(EU)基準で前年比2.2%上昇だった。燃料や電気料金の下落を主因に7月(2.7%上昇)から減速した。

ロイターがまとめたエコノミストの予想平均は2.1%上昇だった。

電気料金はベース効果により下落した。サービス価格は上昇。特に宿泊や輸送価格が上昇した。食品、製造業製品、タバコの上昇率は前月と同じだった。

国内基準のCPIは前年比1.9%上昇。7月(2.3%上昇)から鈍化した。