8月の東京物価、2.4%上昇 電気・ガス代が大幅値上がり

AI要約

総務省が30日発表した8月の東京都区部の消費者物価指数は107.9となり、前年同月比2.4%上昇した。伸び率は7月よりも拡大し、補助金終了の影響で電気代とガス代が大幅に上昇した。

生鮮食品を除く食料は2.7%上昇し、東京都区部の物価指数は全国の先行指標となっている。

 総務省が30日発表した8月の東京都区部の生鮮食品を除く消費者物価指数(中旬速報値、2020年=100)は107.9となり、前年同月比2.4%上昇した。伸び率は7月の2.2%から拡大した。政府の補助金がいったん終了した影響で、電気代とガス代が大幅に上がった。

 生鮮食品を除く食料は2.7%の上昇だった。

 東京都区部の指数は、全国の物価動向の先行指標となる。