SNSで写真映え『夜のアイス屋さん』が熊本市中心部に2号店をオープン「自分の力で夢をかなえられる人に」

AI要約

熊本市中央区に夜も営業するアイスクリーム店『SOFULL』がオープンし、夕食や買い物の帰りに立ち寄る人が多い。

若手起業家が経営する同店は、夜のアイス屋さんとして人気を集め、パフェのような存在感ある商品を提供している。

3種類の限定商品を取り揃え、特にブルーベリーチーズが人気で、写真映えする見た目と美味しさが評判。

SNSで写真映え『夜のアイス屋さん』が熊本市中心部に2号店をオープン「自分の力で夢をかなえられる人に」

夜も営業するアイスクリーム店が、熊本市中央区にこの夏オープンした。夕食や買い物の帰りに立ち寄る人が多いということで、パフェのような存在感のある商品を提供し、いま注目を集めている。

熊本市中央区上林町の並木坂沿いに2024年6月にオープンしたのは『SOFULL』だ。営業時間は午後3時から午後11時までで、テイクアウトの『夜のアイス屋さん』として営業している。訪れた客は「初めてです。ちょうど通りかかったらソフトクリームがあったので」と話した。

『SOFULL』を営むのは大津町出身の増田杏樹さん23歳。福岡の大学に在学中の2年前に起業し、2023年に菊陽町光の森に1号店をオープンした。

増田さんは「自分でやりたいという気持ちがとにかく大きくて、何かやりたいというよりは、経営をしたいという気持ちが強くて、起業した感じですね。夜、お酒とかなしに、友達と寄れる場所だったり、温泉帰りに行ける場所があるのがいいなというので、夜がいいかなと」と、夜のアイス屋さんオープンのきっかけを話した。

そして、光の森店のアルバイトをしていた小中学校の同級生・坂本聖晶さんとともに、この夏に夢だった熊本市中心部に店を出した。

並木坂店では3種類の限定商品を販売。それぞれソフトクリームの上から、抹茶やマンゴー味などのクリームをたっぷりと乗せている。

中でも1番人気だというブルーベリーチーズを試食すると、チーズクリームがスフレのようで、ふわっとした食感で不思議だ。甘いと思わせる見た目だが、ブルーベリーソースがさっぱりしていて美味しい。

パフェのような存在感で『写真映え』を意識しているそう。繁華街であることや熊本電鉄の電車の駅が近いことから、学校や仕事帰り、また夕食や買い物を楽しんだ後に訪れる人も多いという。

訪れた客は「結構SNS、TikTokやインスタで見ていたので、ちょっとそれで気になって来ました。え、いいなって思いました。気軽に立ち寄れるというか」と話す。

SOFULL並木坂店の坂本店長は「幅広い層に愛されるお店にしていこうと思っています。来月からはアイスクリームだけじゃなくてアサイーボウルも販売しようと思っています」と話した。

また、増田さんは「若い人たちが、若いときに自分の力で夢を叶えられるんだと思われるような人になりたいなと思います」と夢を語ってくれた。

新商品のアサイーボウルは9月中の販売を目指していて、2人の挑戦は続く。

(テレビ熊本)