速報　FRBパウエル議長　９月利下げを強く示唆

AI要約

アメリカのワイオミング州で開かれているシンポジウムで、ＦＲＢのパウエル議長が来月の利下げを示唆した。

パウエル議長は労働市場の減速や雇用環境の悪化を指摘し、金融政策の調整が必要だと述べた。

利下げの幅やペースについては今後のデータや見通し次第とし、具体的な見通しは避けた。

アメリカのワイオミング州で開かれている各国の中央銀行トップらが集結するシンポジウム、ジャクソンホール会議で２３日、ＦＲＢ＝連邦準備制度理事会のパウエル議長が講演し、来月、利下げすることを強く示唆しました。

パウエル議長はアメリカで労働市場が減速していることに触れ、

「インフレ率が再び加速するリスクより雇用環境が悪化するリスクの方が高まっている」との認識を示しました。

その上で、「金融政策を調整する時が来た。金利が向かうべき方向は明確だ」と述べ、来月の利下げを強く示唆しました。

一方、９月以降の利下げの幅やペースについては「今後のデータや見通し、リスク次第だ」として具体的な見通しを示すのは避けています。

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