ミアヘルサHDとデュアルタップ 名証メイン市場に上場

AI要約

名古屋証券取引所が、ミアヘルサホールディングスとデュアルタップの2社のメイン市場への上場を承認した。

ミアヘルサホールディングスは2021年に設立され、保育施設や介護施設を運営しており、名証上場により東海地方の個人投資家への認知を高める意向。

デュアルタップは不動産業を展開し、不動産販売や賃貸管理などの事業を行っており、23年6月期の売上高は86億2700万円。

 名古屋証券取引所は22日、保育施設や介護施設などを運営するミアヘルサホールディングス(HD、本社東京都)と、不動産業のデュアルタップ(本社東京都)の2社のメイン市場への上場を承認したと発表した。いずれも上場は29日の予定で、東証スタンダード市場との重複上場となる。

 ミアヘルサHDの設立は2021年。関東1都3県で保育施設77施設、介護施設65施設、調剤薬局42店舗を運営している。24年3月期の連結売上高は227億2200万円、純利益が500万円。高橋雅彦取締役は「名証上場により、東海地方の個人投資家への認知を高めたい」と話した。

 デュアルタップの設立は06年。不動産販売と賃貸管理、仲介事業を展開するほか海外不動産の管理なども手掛ける。23年6月期の連結売上高は86億2700万円、純利益は1億9200万円。