米住宅ローン申請、2月以来の低水準-価格上昇が需要回復の妨げも

AI要約

米国の住宅ローン申請指数が低水準に落ち込み、需要が価格上昇によって損なわれていることが示唆された。

全米抵当貸付銀行協会によると、住宅購入に向けた住宅ローン申請指数は16日終了週に5.2%低下して130.6となった。

30年物固定住宅ローンの契約金利は下がり、15年物の金利は上昇した。

米住宅ローン申請、2月以来の低水準-価格上昇が需要回復の妨げも

(ブルームバーグ): 米国の住宅ローン申請指数は先週、2月以来の低水準に落ち込んだ。住宅ローン金利低下に伴い上向き始めた需要は、価格上昇によって損なわれていることが示唆された。

全米抵当貸付銀行協会(MBA)の21日発表によると、住宅購入に向けた住宅ローン申請指数は16日終了週に5.2%低下して130.6。借り換えの申請指数も低下した。

30年物固定住宅ローンの契約金利は4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し、6.5%となった。一方、15年物の同金利は上昇した。

米国のMBA住宅ローン申請指数8月16日(表)

原題:US Home-Purchase Applications Slide to Lowest Since February(抜粋)

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