テスラ、米で「モデルⅩ」約9000台リコール
米道路安全局がテスラの「モデルX」を9,136台リコールすることを発表
理由は車体のルーフ上のトリムが分離し、衝突のリスクが高まるため
テスラは上半期に260万台のリコールを行い、物理的なリコールは珍しいとのこと
[21日 ロイター] - 米道路交通安全局(NHTSA)は21日、電気自動車(EV)大手テスラがスポーツ用多目的車(SUV)「モデルX」を9136台リコールすると発表した。
車体のルーフ上のトリム(装飾部品)が分離して道路に落下し、衝突のリスクが高まるとしている。
テスラのリコールは、無線通信でソフトウエアを更新する形で行われるケースが多く、物理的なリコールは珍しい。
リコール管理プラットフォームを開発するBizzycarによると、テスラは上半期に安全上の問題を理由に約260万台をリコール。米国ではフォード・モーターの約360万台に次ぐ多さとなっている。