300km/hまで8.6秒、最高速は412km/h!? 限定40台のハイパーEV『ネヴェラR』とは

AI要約

リマック・アウトモビリは、新しいハイパーEV『ネヴェラR』を発表した。性能向上と高度なテクノロジーを搭載し、集中した運転ダイナミクスを提供する。

ネヴェラRは、2107hpのパワーを持ち、コーナリング性能と直線加速が向上している。ミシュランカップ2タイヤや新しいEVO2ブレーキも採用されている。

ネヴェラRは、最高速412km/hを誇り、生産は世界限定40台のみ。デザイン面でも進化し、ドライバーに焦点を当てたカスタマイズが可能。

300km/hまで8.6秒、最高速は412km/h!? 限定40台のハイパーEV『ネヴェラR』とは

リマック・アウトモビリは8月17日、ハイパーEV『ネヴェラ』のさらなる高性能モデル『ネヴェラR』を追加した。ネヴェラRは、ハイパーGTからハイパースポーツカーへと進化し、リマックブランドの哲学「ラディカル、レベリオス、リレントレス」を体現しているという。

ネヴェラRは、新世代のリマック全輪トルクベクタリングシステムと高度なブレーキシステムを搭載し、2107hpのパワーを持つバッテリーシステムを備えている。これにより、コーナリング性能が向上し、直線での加速もさらに速くなった。300km/hに達するまでの時間は8.66秒で、既存のネヴェラを上回る記録を達成している。

リマックのデザイナーとエンジニアは、ネヴェラの特性を徹底的に評価し、ハイパースポーツカーとしての性能をさらに高めるために再設計を行った。ネヴェラRは、より集中した運転ダイナミクス、パフォーマンス指向のバッテリー、強力なパワー、そして高度なブレーキを備えている。また、21インチのリアホイールと20インチのフロントホイールを装備し、空力効率とスタンスを強調するデザインが施されている。

新しいミシュランカップ2タイヤを装着したことで、アンダーステアが10%減少し、横方向のグリップが5%向上した。これにより、ネヴェラRは物理法則を超えるような走行性能を実現している。

ネヴェラRは、新世代の108kWhリマックバッテリーパックを中心に構築されており、より多くのパワーと効率を追求する。新しいEVO2ブレーキは、シリコンマトリックス層を持つカーボンセラミック製で、停止性能、冷却性能、耐久性が向上している。ネヴェラRの性能は、最高速が412km/h。0-100km/h加速は1.81秒、0-300km/hは8.66秒、0~1/4マイル加速は8.23秒だ。

ネヴェラRは、ネビュラグリーンで発表され、リマックのストーリーを視覚的に進化させている。内外装のカラーパレットも新たに追加され、ドライバーに焦点を当てたカスタマイズ可能なインテリアが特徴。なお、ネヴェラRの生産は、世界限定40台のみとなる。