小林製薬、新たに1件の報告漏れ判明、計12件に 紅麴サプリ問題

AI要約

小林製薬が紅麴サプリによる健康被害問題で厚労省への報告漏れが新たに1件見つかった。

調査はこれで終了し、合計12件の報告漏れが明らかになった。

新たな事例は遺族からの申し出で、自社製品との関連性が否定できず、適切な報告がされていなかった。

小林製薬、新たに1件の報告漏れ判明、計12件に 紅麴サプリ問題

 小林製薬は21日、同社の紅麴(こうじ)サプリによる健康被害問題で、厚生労働省への報告漏れが新たに1件見つかったと発表した。報告漏れの調査はこれで終えるという。同社は13日に11件の報告漏れがあったと発表しており、今回の分を加えると計12件となる。

 新たに見つかった1件は、定期購入者の遺族から解約の申し出があった際、紅麴サプリも「飲んでいたと思う」との話があったもの。自社製品との関連性が否定できない死亡事例は広く厚労省に報告する取り扱いが、徹底できていなかった。