AIで航行支援…不動テトラが起工した「浚渫船兼起重機船」の性能

AI要約

不動テトラは、富士海事工業で浚渫船兼起重機船「FT400」を起工。AI航行支援システムやハイブリッド蓄電システムを搭載し、環境性能を高めて2025年春に就航予定。

船体の特徴は全長68・5×幅25×深さ4・5メートルで、最大吊能力は400トン。海上プロジェクトへの参画や災害発生時の復旧活動にも活用予定。

積極的な営業展開や被災地支援に焦点を置き、汎用性と対応力を備えた浚渫兼起重機船として期待されている。

不動テトラは富士海事工業(兵庫県相生市)で、浚渫(しゅんせつ)船兼起重機船(押航式)「FT400」を起工した。省人化や生産性向上を目的に人工知能(AI)航行支援システムなどを搭載するほか、ハイブリッド蓄電システムなどにより環境性能を高めている。2025年春に就航予定。

船体は全長68・5×幅25×深さ4・5メートルで、最大吊能力は400トン。今後、さまざまな海上プロジェクトへの浚渫兼起重機船の参画に向けて積極的な営業を展開。災害発生時に対応可能な機能も装備していることから、被災地の復旧活動にも役立てていく考え。