市販化は2025年末に決定! アキュラ新型「パフォーマンスEVコンセプト」世界初公開 ホンダの次世代EVプラットフォーム採用第1弾のSUV  

AI要約

ホンダが米国で新たなアキュラブランドの次世代EVモデルを発表しました。

アキュラ・パフォーマンスEVコンセプトは、ラグジュアリーな大型ヨットからインスピレーションを得たデザインを特徴としています。

モントレー・カーウィークのイベントで展示されるこのコンセプトモデルは、2025年末から米国で生産される予定です。

市販化は2025年末に決定! アキュラ新型「パフォーマンスEVコンセプト」世界初公開  ホンダの次世代EVプラットフォーム採用第1弾のSUV  

 ホンダの米国現地法人、アメリカン・ホンダモーターは2024年8月16日、アキュラブランドの次世代EVモデルの方向性を示すコンセプトモデル「Acura Performance EV Concept(アキュラ・パフォーマンスEVコンセプト)」を世界初公開しました。

 アキュラ・パフォーマンスEVコンセプトのアグレッシブなフロントデザインは、スーパーヨットと呼ばれるラグジュアリーな大型ヨットからインスピレーションを得ているといいます。

 

 さらにクーペSUVタイプのシルエットに、深く彫り込まれた形状のサイドパネルを備え、力強いプロポーションとなっているのが特徴です。

 リアのデッキリッドや左右に伸びるテールライト、大きなリアディフューザーは、2代目NSXへのオマージュとしてデザインされているといいます。またコンセプトモデルは、セミマット調の塗装「ムーンリットホワイトパール」で仕上げられています。

 アキュラ・パフォーマンスEVコンセプトは、米国カリフォルニア州で行われているクルマの祭典、モントレー・カーウィークのイベント「ザ・クエイル」および「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」で展示されます。

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 今回登場したパフォーマンスEVコンセプトは、米国カリフォルニア州にあるアキュラデザインスタジオで開発されたモデルで、このモデルをベースとしたアキュラのSUVタイプのEVを開発、2025年末から米国オハイオ州メアリズビル四輪車工場で生産が開始される予定です。

 パフォーマンスEVコンセプトは、ホンダが独自に開発した次世代EVプラットフォームを採用する最初のモデルであるとともに、ホンダが北米におけるEV生産のハブ拠点と位置付け現在生産設備の改修を進めている、メアリズビル四輪車生産工場で生産する最初のEVモデルとなります。

 アメリカン・ホンダモーターのアキュラデザイン・エグゼクティブ、デイブ・マレック氏は「アキュラ・パフォーマンスEVコンセプトは、次世代のEVプラットフォームによって可能となるデザインの自由度を最大限に活用し、アキュラのデザインの可能性をさらに広げます。これまでのコンセプトモデルと同様、多くのデザインテーマが生まれ、今後のアキュラモデルに採用されていきます」とコメントしています。