シンガポール航空、ロンドン1日5往復に ガトウィック増便=25年夏ダイヤ

AI要約

シンガポール航空は2025年夏ダイヤで欧州路線の増便や航空機の変更を発表した。

シンガポール-ロンドン線を週7往復に増便し、他の路線も夏季限定のスケジュール変更を行う。

また、期間限定でシンガポール-成田線にA380型機を再投入して高まる航空需要に対応する。

シンガポール航空、ロンドン1日5往復に ガトウィック増便=25年夏ダイヤ

 シンガポール航空(SIA/SQ)が発表した2025年夏ダイヤ(3月30日から10月25日)の運航計画によると、週5往復のシンガポール-ロンドン(ガトウィック)線を週7往復(1日1往復)に増便する。同社のロンドン線はガトウィックと1日4往復のヒースローの2路線で、夏ダイヤ期初の3月30日からのシンガポール-ロンドン間は1日5往復となる。

 このほかの欧州路線は、ミラノ経由のシンガポール-バルセロナ線を、それぞれ直行便に変更。バルセロナ線は6月22日から9月5日まで週5往復、ミラノ線は6月22日から9月7日まで1日1往復となる。また、週4往復のシンガポール-ローマ線も増便し、6月26日から8月28日までは週5往復運航する。

 一方、マンチェスター経由のシンガポール-ヒューストン線はヒューストンへの乗り入れを休止。4月1日からはシンガポール-マンチェスター間のみを直行便として運航する。

 シンガポール航空は2025年夏ダイヤ期初の3月30日から期間限定で、シンガポール-成田線に総2階建ての超大型機エアバスA380型機を再投入する。ボーイング787-10型機から大型化することで輸送力を強化し、高まる航空需要へ対応する。投入期間は5月末まで。