ポルシェ992.2世代最後の1台がついに来た!「GT3 RS」改良新型、古き良き自然吸気エンジンで勝負

AI要約

ポルシェは今年に入り、主力「911」シリーズの改良新型を続々と導入しており、その中でも「911 GT3 RS」市販型プロトタイプが最後の1台として登場。

GT3 RSはスパルタンモデルであり、「公道のレーシングカー」として知られている。最新モデルはアグレッシブなデザインで注目されている。

新型GT3 RSにはパワーアップされた4.0リットル水平対向6気筒エンジンが搭載され、2024年内に登場する予定で価格は約2千900万円程度と予想されている。

ポルシェ992.2世代最後の1台がついに来た!「GT3 RS」改良新型、古き良き自然吸気エンジンで勝負

ポルシェは今年に入り、主力「911」シリーズの改良新型(992.2世代)を続々と導入しているが、「最後の1台」とみられる「911 GT3 RS」市販型プロトタイプをカメラがついに出現した。992.2ファイナルジェネレーション!

GT3 RSは、シリーズの中でも「公道のレーシングカー」、「サーキットウェポン」などの異名を持つスパルタンモデルだ。

捉えたプロトタイプは、ヘッドライトこそ、ベースモデルと共有デザインだが、ウィングレット、鋸歯状(きょしじょう:のこぎりの歯のような形状)のフロントフェンダーベント、ボンネットエアスクープを装備するなどアグレッシブなフロントエンドが見てとれる。

側面では、リアフェンダーのエアインテークが新設計されるほか、フェンダー周辺にラッディングが見られることから、エアアウトレットが再設計される可能性がありそうだ。後部では巨大スワンネックスポイラーを装備、ダウンフォースは、現行の860kgよりさらに増加が見込まれる。また911GTSや、カレラ同様にイルミネーティッド「PORSCHE」ロゴが配置されるだろう。

992.2世代では、1964年の登場以来911のインテリアの定番となっているアナログの回転計に代わる、新しいフルデジタルインストルメントクラスターが導入されたが、GT3 RSにも期待できるほか、カーボンバケットシートと、ファブリックドアプルが標準装備される。

注目のパワートレインだが、古き良き自然吸気4.0リットル水平対向6気筒エンジンが予想され、ハイブリッドテクノロジーは導入されない見込みだが、最高出力は現在の535psからパワーアップが期待できるという。

992.2世代GT3 RSのワールドプレミアは、2024年内が有力で、価格は200,000ポンド(約2千900万円)程度と予想される。