スラントノーズは限定25台、米シンガーが「964ターボ」のレストア&カスタム開始

AI要約

カリフォルニア拠点のシンガーが、クラシックポルシェ911ターボのレストア&カスタムを発表。

シンガーは2009年設立で、オーナーの個別要望に応じたカスタム再生で知られる。

レストアされたポルシェ911ターボは510hpのパワーを持ち、トラクションコントロールやミシュラン・タイヤが装備される。

スラントノーズは限定25台、米シンガーが「964ターボ」のレストア&カスタム開始

米国カリフォルニアを拠点とするシンガーは8月8日、クラシックポルシェ『911ターボ』のレストア&カスタムを行うと発表した。

シンガーは2009年にカリフォルニアで設立。同社は、空冷ポルシェ911のオーナーと協力し、カスタム再生を行うことで知られている。

シンガーのレストアプロジェクトは、オーナーのポルシェ911をベースに、各オーナーの個別の要望に応じてカスタマイズされる。レストアは「タイプ964」を中心に行われる。「スラントノーズ」のクーペのレストアは25台限定で、すでにすべての枠が埋まっている。

レストアされた車は、オリジナルのフラット6エンジンの進化版を搭載し、可変タービンジオメトリーとインタークーラーを備えたツインターボチャージャーにより、出力は510hpに達する。パワーは6速マニュアルトランスミッションを通じて後輪に伝達。ボッシュと共同開発したトラクションコントロールとESP、そしてミシュラン・パイロットスポーツ4Sタイヤが装備されている。

シンガーの創設者兼会長であるロブ・ディキンソン氏は、「911ターボは50年前に登場し、それ以来ポスターのアイコン、アウトバーンの英雄、レースの勝者として世界中のドライバーやファンに愛されてきた。この象徴的な車を祝うためにオーナーと協力できることを楽しみにしている」と述べている。