まもなく予約注文開始！ フォルクスワーゲン新型「ゴルフ」はどう変わった？ 初採用の“光るVWロゴ”で一新された表情に注目

　フォルクスワーゲン（VW）のベストセラーモデル、「Golf（ゴルフ）」およびツーリングワゴンの「Golf Variant（ゴルフヴァリアント）」の予約受注が2024年9月より開始されます。

　ビッグマイナーチェンジされたゴルフはどのように変わるのでしょうか。

　1974年に初代が登場したゴルフは、2024年で誕生50周年を迎えました。実用ハッチバックのベンチマークとして、これまでに世界で3700万台以上が販売されてきたVWのベストセラーモデルです。

　現行型は、日本には2021年から導入された8代目（ゴルフVIII）になります。今回、およそ3年ぶりにビッグマイナーチェンジされます。

　改良新型では、8代目ゴルフの特徴である「電動化」「運転支援機能の強化」「デジタル化」を、さらに追求しています。

　エクステリアでは、最近のVW車には採用される、フロントグリルの一文字イルミネーションランプに加え、グリル中央のVWエンブレムもイルミネーション付き（日本初採用）になりました。

　またテールランプも新3DタイプのLEDとなっているのが特徴です。

　インテリアでは、新世代インフォテインメントシステムの“MIB4”は、センタークラスターに設置された12.9インチの大型タッチディスプレイが前方視界を遮らない位置に固定され、またドライバーに向けて角度を付けることで、視認性を向上させました。

　このMIB4にはボイスアシスタントと呼ばれる音声による機能操作が搭載されており、インフォテイメントやエアコンなど多くの車両機能をコントロールできます。

　パワートレインは、2種類の出力をもつ1.5L eTSI 48Vマイルドハイブリッド（116馬力／220Nmと、150馬力／250Nm）、先代に引き続き設定される2.0L TDIディーゼルエンジン（150馬力・360Nm）に加え、ハッチバック伝統のスポーツグレード「GTI」には265馬力・370Nmにパワーアップされた2.0L TSIエンジンがラインナップされます。

　従来型に搭載されていた1.0L eTSI直3エンジンは1.5Lに統一され、グレードによって上記のように2種類の出力違いのエンジンに刷新されました。

　日本でのグレードは以下のとおりです。ゴルフヴァリアントは8グレード、ゴルフはGTIを追加した9グレードでの展開となります。

●ゴルフ／ゴルフヴァリアントに設定のグレード

・eTSI Active Basic 5L eTSI（116馬力）／7速DSG／FWD

・eTSI Active 5L eTSI（116馬力）／7速DSG／FWD

・eTSI Style 5L eTSI（150馬力）／7速DSG／FWD

・eTSI R-Line 5L eTSI（150馬力）／7速DSG／FWD

・TDI Active Basic 0L TDI（150馬力）／7速DSG／FWD

・TDI Active Advance 0L TDI（150馬力）／7速DSG／FWD

・TDI Style 0L TDI（150馬力）／7速DSG／FWD

・TDI R-Line 0L TDI（150馬力）／7速DSG／FWD

●ゴルフのみに設定のグレード

・GTI 0L TSI（265馬力）／7速DSG／FWD

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　ビッグマイナーチェンジされたゴルフは、日本仕様の生産が遅れており、デリバリーは2025年1月に開始される予定です。

　価格については予約受注を開始する9月以降に発表される予定です。