英賃金上昇率、4─6月は前年比+5.4% 予想と一致

AI要約

英国の賃金上昇率がボーナスを除くベースで5.4%になり、市場予想と一致。

失業率は4.2%まで低下し、市場予想を下回る数字となった。

ボーナスを含む賃金上昇率は4.5%に鈍化し、公的医療従事者への賃金支払いの影響が示唆される。

英賃金上昇率、4─6月は前年比+5.4% 予想と一致

[ロンドン 13日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が13日発表した4─6月の賃金上昇率はボーナスを除くベースで前年同期比5.4%だった。ロイターがまとめた市場予想と一致した。

統計の発表直後、ポンドは対ドルで上昇した。

民間部門の賃金上昇率はボーナスを除くベースで5.2%。3─5月の5.6%から鈍化した。

失業率は4.2%に低下。ロイターがまとめた市場予想の4.5%を下回り、昨年12月─今年2月以来の低水準となった。

ボーナスを含む賃金上昇率は前年比4.5%に大幅に鈍化し、2021年後半以来の低水準となった。昨年6月の公的医療従事者への遡及的な賃金支払いが背景。