J&J、65億ドル和解案を原告大半が支持 ベビーパウダー訴訟=BBG

AI要約

ジョンソン・エンド・ジョンソンがタルク製品の訴訟で65億ドルの和解案を提出し、原告の75%以上が賛成。

タルク製品がんリスクの訴訟で、6万1000件の訴訟があるが、同社は汚染を否定。

ベビーパウダーなどタルク製品がアスベストで汚染されがんを引き起こしたとの主張を受けていた。

J&J、65億ドル和解案を原告大半が支持 ベビーパウダー訴訟=BBG

Dietrich Knauth

[ニューヨーク 12日 ロイター] - 米医薬品・健康関連用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)のベビーパウダーなどタルク(滑石)製品ががんを引き起こしたとする数万件に上る訴訟で、同社が65億ドルの和解案で原告から十分な支持を得たことが分かった。米ブルームバーグ(BBG)が報じた。

原告の75%超が和解案に賛成したという。

J&Jは、ベビーパウダーなどタルク製品がアスベスト(石綿)で汚染され、卵巣がんやその他のがんを引き起こしたとして、約6万1000件の訴訟を起こされていた。同社は汚染を否定し、製品の安全性を主張していた。