トヨタ系部品メーカー 24年4~6月期決算分析(上) 14社中、8社が営業減益 減産や中国での苦戦響く

AI要約
トヨタ系自動車部品メーカーの主要14社の20年第2四半期決算によると、多くの企業が営業減益を記録した。円安の影響を受けつつも、車両減産や中国事業の苦戦が影響した。一方、増益を達成した企業は原価低減や事業構造の変革に成功した。

 トヨタ系自動車部品メーカーの主要14社の2024年4~6月期連結決算は、アイシンやトヨタ紡織など8社(赤字転落含む)が営業減益だった。円安の追い風を受けたものの、認証不正などに伴う車両減産や中国事業の苦戦が響いたためだ。一方、増益率ランキングで上位に並んだ企業では、お家芸の原価低減や事業構造の変革に取り組んだ企業が目立った。