イラン外相代行、「合法的かつ断固とした」手段でイスラエル罰する

AI要約

イラン外相代行が、イスラエルに対する報復を決意し、国際法に基づく措置を取ると表明。

ハマスの政治指導者がテヘランで暗殺された事件について、確認も否定もしないイスラエルに対し、具体的な時期や手段は不明。

イランの対応は自国の国家安全保障を重視するものであり、対話の中で強調されたもの。

(ブルームバーグ): イランのバゲリ外相代行は、首都テヘランでイスラム組織ハマスの政治指導者イスマイル・ハニヤ氏が先月殺害されたことに対し、イスラエルを罰する決意を改めて表明した。

イラン外務省が11日早くに発表した声明によると、バゲリ氏は「イランは合法的かつ断固とした手段で、イスラエルに侵害行為の代償を払わせる」と述べた。計画する報復の規模や時期については明らかにしなかった。

声明によれば、バゲリ外相の発言はベルギーのラビブ外相との電話会談で行ったもので、イランの対応は「自国の国家安全保障、領土保全、主権を守るものであり、国際法や国際規範、国連憲章に基づくものだ」と強調した。

ハニヤ氏はイランのペゼシュキアン大統領の就任式に出席するためテヘランを訪れていたが、宿泊先で夜間に攻撃に遭い、死亡した。イスラエルはハニヤ氏の死亡に関する責任について肯定も否定もしていない。

原題:Iran Promises to Punish Israel in ‘Legitimate, Resolute’ Manner(抜粋)

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