JR九州、「貨客混載」拡大へ 25年度、新幹線の客室活用

AI要約

JR九州が特産品や精密機器を乗客とともに運ぶ「貨客混載」事業を、2025年度に拡大する方針であることが10日、分かった。

物流業界で、トラックの運転手不足によって運送が滞る「2024年問題」が課題となる中、新幹線を使った代替サービスが広がるかどうかは全国的に注目されそうだ。

新幹線による荷物輸送は、当日配送が可能なスピードと、時間に正確な定時性が特徴。今年4月にJR東海が法人向けに参入。北海道、東日本、西日本、九州のJR各社でサービス網が整った。

 JR九州が特産品や精密機器を乗客とともに運ぶ「貨客混載」事業を、2025年度に拡大する方針であることが10日、分かった。九州新幹線で既に実施している車両の空きスペースを活用した物流サービスを客室への積載まで広げ、JR旅客各社との連携も強化する。

 物流業界で、トラックの運転手不足によって運送が滞る「2024年問題」が課題となる中、新幹線を使った代替サービスが広がるかどうかは全国的に注目されそうだ。

 新幹線による荷物輸送は、当日配送が可能なスピードと、時間に正確な定時性が特徴。今年4月にJR東海が法人向けに参入。北海道、東日本、西日本、九州のJR各社でサービス網が整った。