シャープ、半導体事業などを台湾・鴻海に売却へ カメラモジュールも

AI要約

シャープは台湾の鴻海精密工業に半導体とカメラモジュール事業を売却する方針を発表。2024年度中の売却を目指し協議中。

シャープは2年連続で巨額の純損失を計上し、白物家電事業に注力する方針を打ち出している。

鴻海にはこれまでスマートフォン向けのカメラモジュールなどを納めていたが、今後は事業売却に伴い変化が予想される。

シャープ、半導体事業などを台湾・鴻海に売却へ カメラモジュールも

 シャープは9日、半導体とカメラモジュール事業を親会社の台湾・鴻海精密工業に売却する方針を発表した。2024年度中の売却を目指して協議中という。2年連続で巨額の純損失を計上したシャープは、白物家電事業などに注力する方針を打ち出している。

 この日開いた4~6月期の決算会見で明らかにした。シャープはこれまで、鴻海にスマートフォン向けのカメラモジュールなどを納めている。