日経平均は800円超の下落→200円高と値動き荒く…前日比258.47円安の34,831.15円で取引を終了。【8月8日の国内株式市場概況】

AI要約

2024年8月8日の日経平均株価は、米株安の影響を受けて大きく下落しましたが、後場には好業績銘柄が物色されて一時上昇も見られました。

日経平均株価の寄与度上位はファーストリテイリングなど、下位はアドバンテストなどとなりました。

東証プライム市場では売買高が減少し、業種別では銀行業や金属製品が下落しました。

日経平均は800円超の下落→200円高と値動き荒く…前日比258.47円安の34,831.15円で取引を終了。【8月8日の国内株式市場概況】

2024年8月8日(木)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。

8月8日の日経平均株価は、前日の米株安を受けて寄り付きから大きく下落して始まると、下落幅は一時800円を超えた。しかし、その後は好業績銘柄が物色されるなかで指数は後場に一時約200円高をつけるなど、値動きの荒い1日となりました。もっとも、半導体株を中心に上値は重く、日経平均株価は前日比258.47円安の34,831.15円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが68銘柄、値下がりが155銘柄、変わらずが2銘柄。

日経平均株価の寄与度下位は、アドバンテスト〈6857〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、資生堂〈4911〉、中外製薬〈4519〉、TDK〈6762〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、レーザーテック〈6920〉、ニトリ〈9843〉、アサヒグループホールディングス〈2502〉、ダイキン工業〈6367〉となりました。

また、東証プライム市場の売買高は24億1,900万株、売買代金は5兆3,509.20億円となり、前日と比べて減少。

業種別では、鉱業、石油・石炭製品、小売業、食料品、陸運業などが上昇した一方、非鉄金属、金属製品、銀行業、その他金融業、卸売業などが下落しました。

 東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がミガロホールディングス〈5535〉で+300円(+28.17%)の1,365円、2位がレーザーテック〈6920〉で+5,000円(+22.55%)の27,170円、3位が富士ソフト〈9749〉で+1,500円(+20.30%)の8,890円となりました。

一方、値下がり下位は、1位がSUMCO〈3436〉で-317円(-15.82%)の1,687円、2位がジャックス〈8584〉で-680円(-15.60%)の3,680円、3位が資生堂〈4911〉で-700円(-15.52%)の3,810円で取引を終えました。

なお、年初来高値を更新したのは6銘柄、年初来安値を更新したのは14銘柄でした。