米当局、日産SUV7.7万台の調査開始 ステアリング部品に問題

AI要約

米国のNHTSAが日産自動車のSUVにステアリング問題があるとして予備調査を開始

調査対象は2021年式のRogueで、ステアリング制御不能の報告を受け調査を行う

同車種に関する安全性影響や不具合の評価を行うNHTSA

米当局、日産SUV7.7万台の調査開始 ステアリング部品に問題

[7日 ロイター] - 米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は7日、日産自動車のSUV(スポーツタイプ多目的車)のステアリング・タイロッドに問題があるとの報告を受け、同車種7万7131台について予備調査を開始したと発表した。

対象車両は、2021年式クロスオーバーSUV「ローグ」で、インナータイロッドの不具合でステアリング制御不能に陥ったとの報告に基づき調査を開始した。

調査では安全性に関する影響、不具合の範囲、頻度と根本原因を評価する。

NHTSAは6月、サイドエアバッグが意図せず展開したとの報告を受け、2015年式「ローグ・セレクト」約7万5000台についても調査を開始している。