米リフト、第3四半期見通し予想下回る 第2四半期は初の黒字転換

AI要約

リフトが第3・四半期業績見通しを下回り、株価が下落した。

総予約額や利益見通しが市場予想を下回ったが、年間総予約額には安定成長が見込まれている。

第2・四半期の売上高は市場予想を上回り、コスト削減の影響で初めて純利益を計上した。

米リフト、第3四半期見通し予想下回る 第2四半期は初の黒字転換

Yuvraj Malik

[7日 ロイター] - 米配車大手リフトが7日発表した第3・四半期(7─9月期)業績見通しは、市場予想を下回った。同社の株価は午前の取引で12%超下落した。

総予約額(チップを除いた自社アプリでの取引総額)は40億─41億ドルと予想し、LSEGがまとめたアナリストのコンセンサス予想(41億3000万ドル)を下回った。

調整後のコア利益見通しも9000万─9500万ドルと、市場予想の1億0430万ドルを下回った。

年間総予約額については2027年まで15%の安定成長を続けると予想。利益率の高い広告事業にも注力し、通年売上高見通しは5000万ドルとした。

第2・四半期(6月30日まで)の売上高は41%増の14億4000万ドルと、市場予想の13億9000万ドルを上回った。昨年のコスト削減が寄与し、初めて純利益を計上した。

純利益は500万ドル。前年同期は4660万ドルの事業再編関連費用を計上し、純損失は1億1430万ドルだった。