SBG、赤字1742億円 為替差損計上、投資は復調

AI要約

ソフトバンクグループは2024年4~6月期に純損益1742億円の赤字を記録した。

売上高は9.3%増の1兆7017億円で、投資損益は5597億円の黒字となった。

主力の投資事業が復調したものの、為替差損の影響で赤字は続いたが、前年から赤字幅が縮小した。

 ソフトバンクグループ(SBG)が7日発表した2024年4~6月期連結決算は、純損益が1742億円の赤字だった。世界的な株高を背景に主力の投資事業が復調したが、為替差損の計上などを加味すると純損益としては赤字が続いた。前年同期の純損失4776億円からは赤字幅が縮小した。

 売上高は前年同期比9.3%増の1兆7017億円だった。SBG本体や傘下の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」などを通じた投資損益は5597億円の黒字で、前年同期の赤字から転換した。