三菱重、4-6月期6割増益 ガスタービンや防衛など好調

AI要約

三菱重工業は2024年4-6月期に連結事業利益が前年比60.7%増の835億円を達成した。各部門の売り上げ拡大や採算改善、円安が寄与した。

通期見通しは3500億円のままで、アナリストの予想を下回った。

三菱重、4-6月期6割増益 ガスタービンや防衛など好調

Nobuhiro Kubo

[東京 6日 ロイター] - 三菱重工業が6日に発表した2024年4─6月期(24年度第1・四半期)の連結事業利益(国際会計基準)は、前年同期比60.7%増の835億円だった。ガスタービン、航空エンジン、防衛・宇宙が大きく売り上げを伸ばすとともに、工事の採算改善、円安などが寄与した。

通期見通しは3500億円のまま据え置いた。IBESがまとめたアナリスト13人の事前予想の平均値3826億円を下回った。