JFE、事業益を下方修正 通期2600億円 粗鋼2300万トン予想

AI要約
JFEホールディングスは2025年3月期の連結事業利益予想を下方修正し、自動車減産影響などによる単独粗鋼生産量の予想も調整下期には需要の回復を見込みつつ、高付加価値品の生産を進める計画配当予想は110円を維持、中間50円、期末60円を予想

 JFEホールディングスは5日、2025年3月期の連結事業利益予想(IFRS)を2600億円(前期2982億円)と前回予想から400億円下方修正したと発表した。上期の国内外の自動車減産影響などで単独粗鋼生産量の予想を2300万トンと同40万トン下方修正した。下期は需要の回復を見通しつつ、高付加価値品化を進める。配当予想は年1株110円(110円)を前回から変更せず、中間50円(50円)、期末60円(50円)の予想を示した。