米インフレ率、2%に向かっていると一段と確信=SF連銀総裁

AI要約

米サンフランシスコ地区連銀デイリー総裁は、米インフレ率が2%に向かっていることを確信していると述べた。

総裁は労働市場の減速も指摘し、目標のバランスを取る必要があると語った。

FRBは政策金利を据え置いてきたが、リスクとバランスを認識するためコミュニケーションを変更したことが政策調整につながると説明した。

米インフレ率、2%に向かっていると一段と確信=SF連銀総裁

[5日 ロイター] - 米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は5日、米インフレ率が米連邦準備理事会(FRB)の目標水準である2%に向かっていることを「一段と確信している」と述べた。

デイリー氏はハワイでのイベントで「インフレ率が目標に近づいているのは明らかだ。労働市場が減速しているのも明らかで、これらの目標のバランスを取らなければならないところまで来ている」と語った。

FRBはこれまで政策金利を据え置いてきたが、この二つの目標に対するリスクがバランスが取れているということを認識するためコミュニケーションを最近変更したことが政策調整になると説明した。