S&P500種は今後数カ月で10%下落へ-スティーフルのバニスター氏

AI要約

米国株は早ければ4-6月(第2四半期)中に調整局面に入る可能性があり、インフレの持続と利下げ見通しの先延ばしが要因となっていると指摘されている。

スティーフルのチームはS&P500種株価指数が第2四半期ないし7-9月(第3四半期)に約10%下落すると予想しており、金利の正常化や消費支出の伸び率上昇が下落の要因として挙げられている。

2022年初めから23年半ばまでの約5四半期に「疑似リセッション(景気後退)」が発生し、米金融当局はその後に起きた通常のディスインフレを全て取り込むとの見方をしており、持続的なPCEコアインフレ2%を達成するのは難しいとされている。