米イーライリリーCEO、肥満症薬の品薄「間もなく解消」=BBG

AI要約

米製薬大手イーライリリーは、肥満症治療薬「チルゼパチド」の品薄問題について米国内の供給不足が「間もなく」解消される見込みであると報告された。

「ゼプバウンド」として販売されるチルゼパチドは糖尿病治療薬「マンジャロ」としても知られており、FDAのウェブサイトに一部規格が供給不足指定されている。

イーライリリーは供給不足の続く見通しを示していたが、その状況が改善される見込みとなっている。

米イーライリリーCEO、肥満症薬の品薄「間もなく解消」=BBG

[1日 ロイター] - 米製薬大手イーライリリー は、需要拡大により品薄となっている肥満症治療薬「チルゼパチド」について、米国内の供給不足が「間もなく」解消すると見込んでいる。ブルームバーグがデービッド・リックス最高経営責任者(CEO)の発言として1日に報じた。

チルゼパチドは一般名で、「ゼプバウンド」という製品名で販売されており、糖尿病治療薬としての製品名は「マンジャロ」となっている。

リックスCEOはパリでブルームバーグのインタビューに応じた。

米食品医薬品局(FDA)のウェブサイトでは、マンジャロとゼプバウンドの一部規格を供給が限られた医薬品に指定している。マンジャロは2022年終盤から供給不足リストに掲載されている。

イーライリリーは4月、ゼプバウンドの供給が短期・中期的にかなり逼迫した状態が続くとの見通しを示していた。