トヨタ、円安で好決算続く

AI要約

トヨタ自動車の2024年4~6月期連結決算は過去最高の売上高と利益を更新し、円安の恩恵を受けながらも認証不正による生産停止の影響で苦戦している状況を示している。

一方、不正の再発を防ぐために生産台数を絞る方針を取り、25年3月期の減益予想は据え置かれている。

好決算を維持しつつも課題を抱えるトヨタ自動車の今後の展望が注目される。

 トヨタ自動車の2024年4~6月期連結決算は売上高、利益ともに過去最高を更新し、好決算を維持した。認証不正に伴う生産停止の影響で販売台数が落ち込む中、円安に助けられた格好だ。一方、不正の再発を防ぐ狙いから生産台数は絞る方針で、25年3月期の減益予想は据え置いた。