トヨタ株が下げ幅を拡大、一時8%超安 決算受け売り強まる

AI要約

東京株式市場でトヨタ自動車の株価が急落し、決算内容に関する市場の反応が報じられている。

2024年4―6月期連結決算では営業利益が増加したが、25年3月期通期の業績予想は据え置かれた。

市場では、予想の据え置きを受けて一時的な売りが強まったものの、決算内容に特筆すべき点はなかったようだ。

トヨタ株が下げ幅を拡大、一時8%超安 決算受け売り強まる

[東京 1日 ロイター] - 1日の東京株式市場でトヨタ自動車の株価が下げ幅を拡大している。決算発表前に5%超安の2780円台で推移していた株価は、一時8%超安の2703円まで下落した。

同社が発表した2024年4―6月期連結決算(IFRS)は、営業利益が前年同期比16.7%増の1兆3084億円だった。25年3月期通期の業績予想は据え置いた。

市場では「通期の予想が据え置きということでやや売りが強まったようだが、決算内容自体にあまり意外感はない」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれた。