小林製薬、報告漏れの対象拡大 「紅麹」原料の供給先、9社に

AI要約

小林製薬は、紅麹配合サプリメントの健康被害に関する報告漏れが拡大していたことを明らかにした。

紅麹原料の供給先4社が追加され、問題のあったサプリを取り扱った企業数も増加した。

小林製薬は調査ミスを認め、過去に報告漏れがあった5社を改めて報告した。

 小林製薬は1日、「紅麹(べにこうじ)」配合サプリメントの健康被害に関し、厚生労働省に報告していなかった対象が拡大したと発表した。

 紅麹原料の供給先のうち、報告すべき対象企業を4社追加。問題のあったサプリと同等量以上の紅麹を摂取する製品を取り扱った企業は、7月26日に発表した5社から9社となった。

 小林製薬は3月下旬の問題発覚後、紅麹原料の販売先のうち、1日当たり100ミリグラム以上の紅麹を摂取する製品の取り扱いなどについて調査。該当製品はないと厚労省に報告したが、実際には5社あったことが先月26日に判明した。