AGC、過去最大950億円の赤字 バイオ医薬品受託が苦戦 24年12月期予想

AI要約

ガラス大手AGCは2024年12月期連結業績予想を下方修正し、過去最大の950億円の赤字に転落する見通しを発表した。

バイオ医薬品のCDMO事業の苦戦が続き、1192億円の減損損失を計上したことが要因となっている。

 ガラス大手AGCは1日、2024年12月期連結業績予想(国際会計基準)を下方修正し、純損益が、前身の旭硝子時代を含め、過去最大の950億円の赤字(従来予想530億円の黒字)に転落する見通しだと発表した。

 苦戦が続くバイオ医薬品の開発製造受託(CDMO)事業などについて、1192億円の減損損失を24年6月中間決算で計上したため。