東京証券取引所・プライム市場の株価騰落率「トップ3」と「ワースト3」…決算続々。値上がり率2位の銘柄は増配発表→利回りは驚異の「4.8%」に【昨日の株価】

AI要約

東証プライム市場に上場している個別株式について、2024年7月31日の騰落率ランキングが発表されました。

上昇率トップ3の企業は好業績や上方修正などで株価が急騰し、注目を集めました。

一方、下落率トップ3の企業は業績予想の下方修正や市場コンセンサスを下回ったため、失望売りが広がったと報告されました。

東京証券取引所・プライム市場の株価騰落率「トップ3」と「ワースト3」…決算続々。値上がり率2位の銘柄は増配発表→利回りは驚異の「4.8%」に【昨日の株価】

東証プライム市場に上場している個別株式について、2024年7月31日(水)の騰落率ランキングをお伝えします。

1位:愛三工業〈7283〉……前日比+233円(+17.77%)

【売買材料】

7月30日(火)取引時間終了後、25年3月期の業績予想について営業利益を大幅に上方修正。また、年間配当の増額により配当利回りは4.8%まで高まった。これらが好感されて株価が急騰した模様。

2位:理想科学工業〈6413〉……前日比+481円(+16.51%)

【売買材料】

7月30日(火)取引時間終了後、25年3月期第1四半期の連結決算を発表。また、これにあわせて通期の営業利益予想を上方修正した。加えて、取得総額5億円を上限とする自社株買いの実施も発表し、買いを集めた模様。

3位:富士紡ホールディングス〈3104〉……前日比+705円(+15.72%)

【売買材料】

7月31日(水)午前11:30ごろ、25年3月期第1四半期の連結決算を発表。これにあわせて通期での最終利益予想を上方修正し、好感された模様。

1位:日本M&Aセンターホールディングス〈2127〉……前日比-134.3円(-15.96%)

【売買材料】

7月30日(火)取引時間終了後、25年3月期第1四半期の連結決算を発表。前年同期比減収減益となった。通期では増収増益を見込んでいるだけに、現時点の業績を受けて失望売りが広がった模様。

2位:M&Aキャピタルパートナーズ〈6080〉……前日比-241円(-10.12%)

【売買材料】

7月30日(火)取引時間終了後、24年9月期の連結業績予想を発表。営業利益が従来の増益予想から一転、減益となる見通しを示すなど業績の下方修正が嫌気された模様。

3位:第一工業製薬〈4461〉……前日比-355円(-9.99%)

【売買材料】

7月30日(火)取引時間終了後、25年3月期第1四半期の連結決算を発表。前年同期は赤字だった連結営業損益は黒字で着地も、市場コンセンサスを下回ったことが嫌気された模様。