日経平均は3日続伸、日銀会合通過で買い戻し 日中値幅は今年最大

AI要約

東京株式市場で日経平均は、前営業日比575円87銭高の3万9101円82銭と、大幅に3日続伸して取引を終えた。

日中値幅は1233円で、今年最大となった。

日銀が金融政策決定会合で追加利上げを検討するとの観測報道があり、日経平均は一時的に下げ幅を拡大する場面もあったが、後場になって買い戻しが入り、ハイテク株が大幅高となった。

日経平均は前営業日比385円安と軟調にスタートし、日銀会合の結果が伝わると再び下げ幅を広げたが、終盤には買い戻しが強まり660円超高となる場面があった。

物色動向としては、空運株や自動車株がやや軟調に推移した一方、銀行、保険など金融セクターはしっかりだった。

個別では、りそなホールディングス、みずほフィナンシャルグループ、三菱UFJフィナンシャル・グループが大幅高。一方、村田製作所、オリエンタルランドは軟調だった。

プライム市場の騰落数は、値上がり1450銘柄に対し、値下がりが177銘柄、変わらずが18銘柄だった。

日経平均は3日続伸、日銀会合通過で買い戻し 日中値幅は今年最大