米の需要「10年ぶり増加」 米在庫は過去最低に インバウンド消費が影響 農水省

AI要約

農林水産省は30日、主食用の米の需要が10年ぶりに前年を上回る702万トンと発表。

民間の在庫は、需要増加や猛暑による品質低下で前年から21%減少し、156万トンと過去最低水準。

2024年産米の作付けを増やす意向が16道県であることが報じられている。

米の需要「10年ぶり増加」 米在庫は過去最低に インバウンド消費が影響 農水省

農林水産省は30日、主食用の米の需要が2024年6月末までの1年間で702万トンと、10年ぶりに前年を上回ったと発表しました。

インバウンドなどの消費が増えたことが影響しているということです。

一方、需要の増加や2023年の猛暑による米の品質低下により、民間の在庫は前年から21%減り、156万トンと過去最低水準となっています。

米の取引価格が比較的高く推移していることなどから、2024年産米の作付けを16道県が増やす意向だということです。