【関西最大規模】大阪・舞洲に巨大な「冷凍・冷蔵倉庫」 冷凍食品の市場規模の拡大を受けて

AI要約

大阪・舞洲に関西最大規模の冷凍・冷蔵倉庫が完成しました。倉庫内には約3万平方メートルの冷凍・冷蔵倉庫があり、バナナで釘が打てるほどの低温環境が提供されます。

近年、中食の需要が高まる中、冷凍食品の消費量が急増しています。このような食品を保管する倉庫の不足を解消するため、一か所で常温・冷蔵・冷凍を管理できる倉庫が建設されます。

大和ハウス工業は今後、大阪・南港にも新たな冷凍・冷蔵倉庫を建設する予定で、関西での冷凍食品の需要が今後も伸びると期待しています。

【関西最大規模】大阪・舞洲に巨大な「冷凍・冷蔵倉庫」 冷凍食品の市場規模の拡大を受けて

 大阪・舞洲に関西最大規模の冷凍・冷蔵倉庫が完成します。

 7月31日に竣工する大阪・舞洲の巨大な倉庫。1階から4階にはのべ約3万平方メートルの冷凍・冷蔵倉庫が入ります。-25~5℃までの温度調節が可能で、冷凍倉庫ではバナナで釘が打てるほどの寒さです。

 近年、需要が高まっているのがスーパーの総菜や冷凍食品といったいわゆる“中食(なかしょく)”です。1968年には1人あたり1kgに満たなかった冷凍食品の年間消費量は、去年時点で約30倍にまで増加しました。

 市場規模が広がる一方でそれらを保管する倉庫の不足が懸念されています。そこで常温・冷蔵・冷凍を1か所で管理できる倉庫を建設し、事業者の負担を軽減しようというのです。

 (大和ハウス本店建築事業部 中岡崇第ニ営業部長)「フードロスの問題、女性の社会進出もあり、冷凍食品がかなり見直しが進んでいます。関西でまだまだニーズはあると思っています」

 大和ハウス工業は今後、大阪・南港にも新たな冷凍・冷蔵倉庫を竣工する予定だということです。