ダイハツ、トヨタと事業計画など共同化

AI要約

ダイハツ工業とトヨタ自動車が事業計画や新型車開発計画の共同化に取り組むため、経営者間のステアリングコミッティと実務者間のワーキンググループを設立。

国土交通省への報告に再発防止策を盛り込み、ダイハツ車の生産再開による受注回復を達成。残業・休日出勤も再開する予定。

ダイハツ、トヨタと事業計画など共同化

ダイハツ工業は親会社のトヨタ自動車と近く、事業計画や新型車開発計画の共同化に着手する。これを受け、経営者間の「トヨタ・ダイハツステアリングコミッティ」と、実務者間の「実務合同ワーキンググループ」を立ち上げた。トップから実務者まで相互に交流し、経営戦略を共有して商品力強化や品質の信頼回復を図る。

認証試験不正を受け国土交通省に報告した2回目の再発防止策に盛り込んだ。ダイハツの星加宏昌副社長は「出向と数カ月間の派遣を合わせ両社の実務者の交流を13人増やした」と明らかにした。17日に一部トラックを除き全車種の生産を再開後、ダイハツ車は出荷停止前並みに受注が回復。8月には残業と休日出勤も再開する。