ニュースワード「世界遺産」

AI要約

世界遺産は世界遺産条約に基づき、「顕著な普遍的価値」を持つ遺跡や景観などを保護する国際的な協力体制である。

国際的な諮問機関や世界遺産委員会を通じて選定が行われ、日本も92年に条約締結を果たした。

現在、世界遺産は195カ国により1199件が登録されており、文化遺産、自然遺産、複合遺産が含まれている。

 世界遺産 世界遺産条約(1972年採択)に基づき、「顕著な普遍的価値」を持つと認められた遺跡や景観など。人類全体の財産として保護するための国際的な協力体制構築が目的で、文化と自然、複合遺産がある。国際記念物遺跡会議(イコモス)など、専門家で構成される諮問機関の勧告を踏まえ、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会が決定する。日本は92年に条約締結。今年1月現在、195カ国が締約しており、計1199件(文化933件、自然227件、複合39件)が登録されている。