ニュースワード「佐渡島の金山」

AI要約

佐渡島(さど)の金山として知られる新潟県佐渡市の西三川砂金山と相川鶴子金銀山から成る鉱山遺跡は、16世紀半ばから本格的に開発され、17世紀には世界有数の金生産を誇りました。

産出量や品質が高く、産業の近代化が進む中でも手工業で採鉱から精錬、小判鋳造まで行われたことが特筆されます。

しかし、資源の枯渇により1989年に操業を休止し、政府はその歴史的価値を認め、世界文化遺産候補として推薦しています。

 佐渡島(さど)の金山 新潟県佐渡市の西三川砂金山と相川鶴子金銀山などから成る鉱山遺跡。16世紀半ばから本格的に開発され、17世紀には産出量、品質ともに世界有数の金生産を誇った。資源枯渇のため1989年に操業を休止した。政府は、ヨーロッパで産業の近代化が進む中、採鉱から精錬、小判鋳造まで手工業で行われた16世紀末から19世紀半ばに期間を絞り、世界文化遺産候補として推薦した。