さよなら「177」番 天気予報の電話サービスが来年3月に終了 1955年に誕生 約70年の歴史に幕

AI要約

NTTは、天気予報のサービス「177」番を来年3月に終了することを発表しました。

サービスは固定電話から利用され、インターネットやスマートフォンの普及により利用が減少している状況です。

NTTは「104番」と「タウンページ」に続き、従来のサービスを次々と終了する方針です。

さよなら「177」番 天気予報の電話サービスが来年3月に終了 1955年に誕生 約70年の歴史に幕

NTTは、天気予報のサービス「177」番を来年3月に終了すると明らかにしました。

天気予報サービスは固定電話から「177」番にダイヤルすると電話をかけている地域の気象情報が聞けます。

1955年1月1日から本格的なサービス提供を開始し、NTT西日本によると1988年ごろには全国で年間およそ3億件の利用があったということです。

しかし、インターネットやスマートフォンの普及で2023年には全国でおよそ560万件の利用に留まっていて、今後も減少傾向にあることから来年3月末でのサービス終了を決めたということです。

NTTをめぐっては、黄色い電話帳「タウンページ」と個人や企業の電話番号を案内する「104番」のサービスを2026年3月末で終えると先週発表しています。