ダイハツ、認証不正問題の再発防止策について第2回目の四半期進捗を報告

AI要約

ダイハツ工業は再発防止策の進捗状況を報告し、トヨタ・ダイハツの組織改革に取り組んでいる。

トップ同士のコミュニケーション強化や経営資源の共有など、再発防止策の具体的な取り組みが進行中。

これにより、ダイハツは将来的な認証不正問題の再発を防ぐための取り組みを進めている。

 ダイハツ工業は7月26日、同社の認証不正問題に関する再発防止策について、2024年7月16日時点における再発防止策の進捗状況について、第2回目となる報告書を国土交通省へ提出したと発表した。

 四半期進捗報告は、4月25日の第1回目の四半期進捗報告に続くもの。ダイハツでは、2024年2月9日公表の「認証不正問題への対応について」に、認証不正における再発防止策をとりまとめ、国交省へ提出の上、再発防止策の推進をしている。

 今回提出された報告書では、会社全体の業務運営体制の再構築として、トヨタ・ダイハツのトップ同士の継続的な本音のコミュニケーションや人材交流による相互理解の促進への取り組みについて進捗があり。

 ダイハツの実態やトヨタ・ダイハツ双方の戦略を共有することを目的に、トップ同士による定期的な対話を2023年12月に開催して以降、継続的に開催していること。

 ダイハツの経営資源を見える化し、トヨタ・ダイハツの戦略を共有した上で、事業・商品計画づくりを行なうため、トップ同士のコミュニケーションを開始。全社規程を改定し、工数(リソース)・日程を見える化した上で事業・商品計画を協議の上、合意することにした。業務上においては、実務合同 WG 及びマネジメントレベルのトヨタ・ダイハツステアリングコミッティを開始し、トヨタ・ダイハツの戦略、及び経営資源(リソース)を共有した上で、事業・商品計画づくりを行なう為の仕組みを構築中であることなどが報告されている。