信越化、今期営業利益は4.8%増の7350億円予想 市場予想を下回る

AI要約

信越化学工業は2025年3月期の連結営業利益が前年比4.8%増の7350億円となる見込みで、年間配当も増配を予定している。

24年4―6月期の連結営業利益は前年同期比0.1%増の1910億円となり、生活基盤材料が減益、電子材料が増益となった。

会社は4月に通期見通しの公表を見送り、アナリストの平均予想よりも少ない営業利益を発表した。

Ritsuko Shimizu

[東京 26日 ロイター] - 信越化学工業は26日、2025年3月期の連結営業利益が前年比4.8%増の7350億円となる見込みと発表した。IBESがまとめたアナリスト20人のコンセンサス予想の平均値は7804億円で、会社予想はこれを下回った。

4月時点で通期見通しの公表は見送っていた。

年間配当は106円で前期の100円から6円の増配を予定している。

24年4―6月期の連結営業利益は前年同期比0.1%増の1910億円となった。中国からの輸出圧力が続く塩化ビニール樹脂を含む生活基盤材料が減益となった一方で、半導体シリコンなどの電子材料が増益となった。

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