強い米経済、4~6月は年率2.8%成長 個人消費堅調、予想上回る

AI要約

米商務省が25日発表した4~6月期の実質国内総生産(GDP)の速報値は、前期比2.8%増となり、8期連続でプラス成長を続けている。

個人消費が2.3%増と堅調で、特に自動車や家具などの物品がよく売れたとされる。これにより、米経済は日欧などと比べて好調な状態を維持している。

前期の成長率を上回る数字となり、サービス消費や物品販売が牽引する形で経済が拡大している一方、個人消費の伸びが昨年後半から鈍化していた流れが改善された。

強い米経済、4~6月は年率2.8%成長 個人消費堅調、予想上回る

 米商務省が25日発表した4~6月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)の速報値は、年率換算で前期比2.8%増だった。1.4%増だった前期から加速した。プラス成長は8期連続。

 市場の事前予想(2.0%増)を大きく上回り、米経済は日欧などと比べ好調を維持している。

 GDPの約7割を占める個人消費は2.3%増で堅調だった。サービス消費のほか、物品では自動車や家具などがよく売れたという。前期は1.5%増で、3%台の伸びが続いていた昨年後半から鈍化していた。