為替の水準、動きについてはコメント控える＝鈴木財務相

AI要約

日本の鈴木財務相が円高進行にコメントを控える姿勢を示す

神田財務官が為替をＧ７各国と議論していることを明らかに

Ｇ７ではウクライナ支援の継続やロシアの凍結資産活用を確認

Takaya Yamaguchi

［リオデジャネイロ　２４日　ロイター］ - 鈴木俊一財務相は２４日（日本時間２５日）、足元の円高進行について「為替の水準、動きについて財務大臣としてコメントすると、市場に不測の影響を与えるおそれがある。コメントは控えたい」と述べた。主要７カ国（Ｇ７）財務相・中央銀行総裁会議後、現地で報道陣に語った。

為替を巡り、同行している神田真人財務官は「日常的にＧ７各国と議論している」と言及。「きょうはアジェンダになく、為替について特段の議論はしていない。日ごろからやっている」と説明した。

Ｇ７では、今後も結束してウクライナ支援を継続する重要性を改めて確認し、ロシアの凍結資産の活用などで議論を深めた。

凍結資産活用について、鈴木財務相は「引き続きＧ７が協調し、積極的に議論を進めていくことを確認した」と述べた。

財務国際関係円高為替Ｇ７ウクライナ支援ロシア