小学生が為替を体験 証券会社で金融経済教育

AI要約

夏休みを利用して小学生たちが為替や金融について学ぶイベントが開催されている。

野村証券が小学生向けに通貨や為替レートについて学べる講座を提供しており、円安や円高の影響を体験できるゲームも行われている。

政府は金融経済教育を推進し、2028年までに金融知識を持つ人の割合を増やす目標を掲げている。

小学生が為替を体験 証券会社で金融経済教育

 夏休みが始まる中、小学生たちが為替や金融について楽しみながら学べるイベントが行われています。

 野村証券は夏休み期間中、小学3年生~6年生までを対象に、各国の通貨や円高・円安などについて学べる講座を全国の支店などで開いています。サイコロの出た目で為替レートが変動するゲームでは、円安で輸入にかかる費用が大きく変わることなどを体験できます。

「外国とのやりとりもゲームじゃなくてもっと難しいと思って、ちょっとだけでも私たちが経験できたと思った」「もっと知らないことがたくさんあると思うから、タブレットとかでお金のことについて調べてみたい」(参加者)

 「貯蓄から投資へ」の動きを進める政府は、こうした金融経済教育を受けたことがある人の割合を、2028年度末までにアメリカ並みの20%にすることを目指しています。(ANNニュース)