小学生が為替を体験 証券会社で金融経済教育

AI要約

小学生向けの為替や金融に関するイベントが夏休み期間中に開催されており、野村証券が各国通貨や円高・円安について学べる講座を提供していることが紹介されています。

参加者の声からは、ゲームを通じて外国との金融取引を体験できることや、さらに深く知識を得るために自主的に学習したいという意欲が伺えます。

政府の「貯蓄から投資へ」の動きを受け、金融教育を受けた人の割合をアメリカ並みの20%に引き上げる取り組みが進められていることが明かされています。

小学生が為替を体験 証券会社で金融経済教育

夏休みが始まるなか、小学生たちが為替や金融について楽しみながら学べるイベントが行われています。

 野村証券は夏休み期間中、小学3年生から6年生までを対象に各国の通貨や円高・円安などについて学べる講座を全国の支店などで開いています。

 サイコロの出た目で為替レートが変動するゲームでは、円安で輸入にかかる費用が大きく変わることなどを体験できます。

参加者 小学5年生

「外国とのやり取りもゲームじゃなくてもっと難しいと思って、ちょっとだけでも私たちが経験できたと思った」

参加者 小学4年生

「もっと知らないことがたくさんあると思うから、タブレットとかでお金のことについて調べてみたい」

 「貯蓄から投資へ」の動きを進める政府は、こうした金融経済教育を受けたことがある人の割合を2028年度末までにアメリカ並みの20%にすることを目指しています。