夏のボーナスは住宅ローンの「繰り上げ返済」に充てたい!でも“手数料”がかかるならやめたほうがいい…?

AI要約

住宅ローンの繰り上げ返済についての概要や申し込み方法、手数料について調査した結果をまとめました。

繰り上げ返済は、通常の返済とは異なり、ローンの元金部分の一部を返済することで総返済額を減らす効果が期待できます。

返済額軽減型と期間短縮型の2つの繰り上げ返済方法があり、それぞれの特徴や適した場面について解説しています。

夏のボーナスは住宅ローンの「繰り上げ返済」に充てたい!でも“手数料”がかかるならやめたほうがいい…?

住宅ローンの支払いは、毎月およびボーナス時に決まった金額を支払っていくことが一般的です。これに加えて、借り入れ元金の一部を支払う「繰り上げ返済」と呼ばれる方法もあります。

「住宅ローンの返済を早く終わらせたい」などの理由で繰り上げ返済を検討する方もいますが、手数料がかかる場合があるため注意が必要です。

そこで今回は、住宅ローンの繰り上げ返済の概要や申し込み方法ごとの手数料について調べてみました。繰り上げ返済には注意点もありますので、参考にしてください。

住宅ローンの繰り上げ返済とは、通常の返済とは別にローンの元金部分の一部を返してしまうことです。住宅ローンの返済期間中に、収入がアップしたり臨時収入などで余裕資金が増えたりすることが考えられます。

例えば、毎月の返済に加えて「今夏のボーナスは繰り上げ返済に充てたい」と考える場合もあるでしょう。

繰り上げ返済の資金は住宅ローンの元金部分に充当されるため、元金に対する利息部分の支払いがなくなるメリットがあります。繰り上げ返済をすることで、総返済額を減らす効果が期待できるでしょう。

繰り上げ返済の種類について、一般社団法人全国銀行協会「教えて! くらしと銀行 繰上返済は有利? 手数料は? 住宅ローンの繰上返済」を基にご紹介します。

◆返済額軽減型

繰上げ後の残りの期間を変えずに返済額を減らす方法です。毎月の返済負担を小さくできるため「教育費の負担が増える」など将来の出費に備えたい場合に適した方法であるといえます。

◆期間短縮型

毎月の返済額は変えずに残りの返済期間を短縮する方法です。利息の軽減効果は「返済額軽減型」よりも大きいため、毎月の返済に余裕がある場合に適した方法であるといえます。

繰り上げ返済は、申し込み方法によって手数料がかかる場合があるため注意が必要です。

インターネットからの申し込みは手数料無料が一般的のようですが、それ以外の申し込み方法では、銀行によっていくらかの手数料が発生するため事前に確認しておくといいでしょう。